• Renovation in Nekogahora

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    愛知県名古屋市千種区猫洞通で計画した「猫洞通のリノベーション」。2軒隣りあわせで建っていた築40年の町家を一つにつなげて住居兼店舗とした計画です。人が集まれるような大きなダイニングキッチンを設けたいというご要望をいただいたため、玄関を入ってすぐの部分全てをダイニングキッチンとしました。プライベートが必要な生活の場は2階に配置としましたが、完全に上下階を分けずに天井を抜いて吹き抜けとし、ひとつの大きなワンルームのようなロフト的断面構成としました。また天井まであった間仕切壁も基本的には取り払い、東西の採光を両側から取り入れることで、和風の住宅でありながら明るい内部空間を得ることを目指しました。骨組みの状態まで戻すことで空間的広がりを最大限確保すると同時に、構造計算をして補強を行い強度を高めています。このような古い建物のストックが多くなっていくであろう時代のなかで、生かすことや減らすこと、補強することを工夫することで豊かな空間を手に入れた一例になったのではないかと考えます。(店舗部分はMachiMachi)
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    Photo / Toshiyuki Yano
    Contractor / Mito Kensetsu
  • MachiMachi

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    元クリーニング店だった白トタンの建物。名古屋地下鉄東山線本山駅から徒歩5分の猫洞通で計画したレディースのセレクトショップ「マチマチ」は猫洞通のリノベーションの店舗部分になります。小さな構造材で支えていた既存の構造は、年月の経過でたわみや歪みを起こしていました。一度スケルトンな状態に戻し梁や金物を足しながら補強を実施し、金物はオリジナルの鉄で製作したり新しい構造木材も色を整えたりと、元々の既存の風合いを残しながらあえて荒々しく仕上げ、人の手でつくった暖かい雰囲気や年月の積み重ねを感じる質感としました。そんな質感が店の方向性を決定付ける大きな要素となり、安心感を感じながら元々そこにあったかのような、街並みをやさしく更新するような店舗を目指しました。(住宅部分はRenovation in Nekogahora)
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    Photo / Toshiyuki Yano
    Contractor / Mito Kensetsu
  • House in Ohno

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    岐阜県揖斐郡大野町で計画した住宅です。富有柿の産地として有名なこの地域ですが、その柿畑の一部を計画地にされたいとオファーをいただきました。建物は天井高が高く開放的な空間を希望されていたので、7本の太い柱の上に大屋根を乗せたような構造とし、プライバシーを必要とする空間は柱の中、すき間の空間はLDK空間として大きくガラス面を確保した構成としました。開放感を感じながらも外部からは柿の木によってプライバシーは保たれ、内部はとても落ち着いた空間を確保できています。柿の季節による変化に応じて様々な風景を生じながら、あたかも柿に守られているような豊かな住空間になったのではないかと考えます。
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    Photo / Toshiyuki Yano
    Structure / Ohno Japan
    Contractor / Maruhei Kensetsu
  • Renovation in Jiyugaoka

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    築40年のRC造のマンションのリノベーションで、「服を収納する」ということから空間を構成していった住宅です。クライアントは家で服を試着したり、お気に入りの服や買ったばかりの服を飾っておくのが好きだとおっしゃられました。大きなクローゼット空間が欲しいという要望でしたが、せっかくの服を完全に隠蔽してしまうのではなく、PLANの中央に大きなクローゼット空間を配置しました。そこは「ドレスルーム」と呼び、通路であると同時に見せる収納と隠す収納に分かれ、そのときの状況や季節に応じて常に変化する空間としました。そうすることにより、生活の中にファッションが入り込み、この空間を通るたびに気分が変わるような場所になったのではないかと考えます。インテリアの質感は既存の躯体を生かしながらモルタルと鉄で構成し、服や家具により空間が彩られるようなグレーでまとめあげました。
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    Photo / Toshiyuki Yano
    Contractor / Mito Kensetsu
  • Bread Table

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    岐阜県岐阜市のパン屋さんのインテリア改装計画です。ここでは厨房と売り場を等価と考え、それぞれの間に大きなテーブルのような台を挿入することとしました。このテーブルは、パンを飾るディスプレイにもなれば、レジスペースにもなり、パンをスライスしたりこねたりする作業スペースになったり、店主は店の状況を常に把握しながら、パンの生産量に応じて様々な展開が可能となります。結果的にこのテーブルはパンの工房にお邪魔するようなオープンな状態を生み、買い手とつくり手の間にコミュニケーションを生み出すものとなり、パンを焼いてから売るまでの過程をダイナミックに演出できる豊かな買い物空間となったのではないかと考えます。
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    Photo / Toshiyuki Yano
    Contractor / Free
  • Airhouse Moment

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    2012年11月「岐阜市文化センター」にて行われたストリートエキシビションです。通勤や買い物で人通りが多い場所であったためガラスの向こう側にフィルムの層を設け、見る角度によりガラス面の色が変化するような仕掛けを施しました。近くに寄ると詳細なインテリア模型が出現し、覗き込み人が集まるような状況が生まれることを期待しました。日頃我々が信念として考えている良い空気感をつくるということを、細部でも状況でも表現しようとした計画です。
    Photo / Makoto Matsubara
  • House in Yoro

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    岐阜県養老郡における農具倉庫をコンバージョンした住宅です。クライアントの要望は、家族の気配が常に感じられる空間、料理が好きなので大きなキッチン、閉じこもらない子供部屋、写真撮影の背景になるような白い壁、というようなものでした。限られた予算の中でどうしようかと考えていったときに、大きな倉庫の空間はそのまま残してそこに白い箱を配置するような構成としました。そうすることで、広いLDK空間、箱の上は子供部屋、箱の中は寝室や水廻りといったように様々な場所ができると共に、すべての要望を満たすものとなりました。大きな倉庫を住宅として住む。用途を変えてあげることで豊かな住空間が生まれた計画となりました。
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    Photo / Toshiyuki Yano
    Contractor / Takai Kensetsu
  • Funky Buddy

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    岐阜県大垣市の子供服店のインテリアの改装計画です。クライアントは子供らしさと同時に相反するような無機質なインテリアを要望されました。コンクリートの床やバーカウンターがあったり、白とグレーで統一したカラーリングであったり、空間を形成する素材は無機質であってもカタチは子供らしさを認識できるような「星型」の什器によるディスプレイを提案し質感とカタチの対比をつくりました。通常点在している什器は集まると星形になり、季節やイベントに応じて様々なシーンをつくり出す事ができます。この多様性が店の様々な表情や動線を決定づける結果となり、豊かな買い物空間を生み出すことが可能となった計画となりました。
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    photo / Toshiyuki Yano
    Contractor / Free
  • Cafe & Bar Miroku

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    岐阜県大垣市のカフェ&バルの改装計画で地元の建築関係者と共同で設計した計画です。商店街に面するこの店舗のオーナーからは、イベント時や祭りの時などにもっと街につながりを持てるような店舗にしたいと要望をいただきました。既存の壁をとりはらい、前面の歩道との境界をなくしたようなどこまでもつながっていくようなお店となりました。そうすることで、店の賑わいが街に活気をもたらし商店街再生のきっかけとなってくれることを望んでいます。
    LOGO / Through
  • Botanical Sign

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    美容院の路上看板の計画です。店舗はビルの3Fに立地しお客様が看板を目印にして階段で上がってこられる状況でした。路面に与えられたスペース50cm×50cmで伝統あるサロンのイメージを壊すことなく、新しい試みも求められました。 ここでは植物を看板の下部に取り入れることをしました。季節やトレンドに合わせて自由に入れ替えできるようにすることで、 花が入れ替わればお客様との話の種になり、水をあげるスタッフは店への愛着につながり、道行く人々はそれぞれに何かを感じ、結果的に当該サロンに対する愛着に繋がってくれることを期待しました。看板に植物を挿入するという単純な行為が、結果としてコミュニケーションを生む装置となったのではと考えます。
    Photo / Makoto Matsubara
    Make / Riton
    GREEN / Living Design
  • Display F

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    ガラス作家、椎野美佐子の個展「Futurology」のディスプレイデザインの計画。ガラスの重量に耐えるよう薄く丈夫な構造とすると共に、棚板に温度変化が生じないように1.6mmの鉄板に2mmの無垢板を巻き断熱材の代わりとしデザインとして昇華させました。また、棚受けは無垢の鉄の塊から製作し棚板をしっかり支える安心感のあるものとしています。
    Photo / Makoto Matsubara
    Make / Riton
  • Horizon Table

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    厚さ6mmの木のローテーブルの計画です。
    Photo / Makoto Matsubara
    Make / Riton
  • Hair Chou Chou

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    岐阜県本巣郡北方町で改装した美容院の計画です。約10坪のスペースにカットスペース3箇所、シャンプー台を2箇所の要望をいただきました。ここでは斜めに壁で仕切り、中にシャンプーブースを、その周りにカットスペースを配置しました。こうすることで直線で仕切るよりも有効にスペースを確保することができました。また薄く開口部の多い壁はお客様どおしのプライバシーを守りながら、スタッフのオペレーションの際には見通しの効くものとしました。小さな空間であっても、壁の立て方や開口部を工夫することでローコストで豊かな空間が生まれる計画となりました。
    Contractor / Nakamura Koumuten