• Office Building TAKIKO

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    愛知県名古屋市瑞穂区滝子で計画したオフィスビル改装計画。元々店舗兼住宅だった古いビルを、シェアオフィス及びコワーキングスペースにコンバージョンした。建坪8坪というコンパクトな平面を持つ4階建ての建物であったが、ここでは建物のサッシを外して外壁を内側につくることで減築し、外部空間としてのテラスを建物の内部に取り入れることを試みた。新しくできた外部空間には植栽を施し、それぞれが軒と緑豊かな自然を持つオフィス空間とした。ここで行った設計行為はそれだけであるが、建物の外部と内部の間にほんの少し緩衝空間が生まれることで、街との距離感が生まれ、作業空間が快適なものとなり、良質な仕事空間を生むものとしている。それぞれのテラスの植栽は自動散水システムを設けており、たとえ空室があったとしても植物を維持することができるようになっている。またそれぞれの部屋のインテリアも利用者がそのまま利用することも味付けすることも可能になっており、あえて解体時の状態に着色する程度で止めている。利用者の方にとっても働く環境を豊かにするものとなりながら、結果として、街に活気を生むものとなっていくことを期待している。
    Photo / Toshiyuki Yano
    Contractor / Kikuhara
  • Giardino del Piatto _ Milano Salone 2015

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    「ミラノサローネ2015」における「日本のかたち展」に出展した計画。庭師であり料理人でもあるJardin Chefの宮川忠士氏との共作である。 庭をつくる事と、料理をつくる事は実は似ているところがあるのではないかという着眼点のもと、日本の食のスタイルでもある「一汁一菜」の形式において、お膳に見立てた枠の中で「庭」と「料理」の状態を両者全て同じ素材を用いて表現した。庭は日本の石庭をお膳の上で表し、その庭に用いている石を裏返すとと茶碗や御椀のような器として機能をもつものになり、大理石の床石はプレートとなり、樹木は箸に変化する。そして食材を盛り付ければ一汁一菜のお膳の状態が生まれる。料理を盛りつけるように庭における石や植物を配置することは、実はとても自由であり多様なものである。そして料理における石や植物は器やカトラリーとして用いることができ、それは食の根源的な喜びがあるのではないかと考えた。そんな自由さと庭と料理の関係性を再考して、両者はどちらにもなることができるという変化を表現し、両者があることでそれぞれがより高めあい豊かになるのではないかと考えた計画である。
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    Photo / Airhouse
  • Airhouse Moment

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    2012年11月「岐阜市文化センター」にて行われたストリートエキシビション。通勤や買い物で人通りが多い場所であったためガラスの向こう側にフィルムの層を設け、見る角度によりガラス面の色が変化するような仕掛けを施した。近くに寄ると詳細なインテリア模型が出現し、覗き込み人が集まるような状況が生まれることを期待した。日頃我々が信念として考えている良い空気感をつくるということを、「細部」でも「状況」でも表現しようとした計画である。
    Photo / Makoto Matsubara
  • Botanical Sign

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    美容院の路上看板の計画。店舗はビルの3Fに立地しお客様が看板を目印にして階段で上がってこられる状況だった。路面に与えられたスペース50cm×50cmで伝統あるサロンのイメージを壊すことなく、新しい試みも求められた。 ここでは植物を看板の下部に取り入れることをにした。季節やトレンドに合わせて自由に入れ替えできるようにすることで、 花が入れ替わればお客様との話の種になり、水をあげるスタッフは店への愛着につながり、道行く人々はそれぞれに何かを感じ、結果的に当該サロンに対する愛着に繋がってくれることを期待した。看板に植物を挿入するという単純な行為が、結果としてコミュニケーションを生む装置となったのではと考えている。
    Photo / Makoto Matsubara
    Make / Riton
    GREEN / Living Design
  • Display F

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    ガラス作家、椎野美佐子の個展「Futurology」のディスプレイデザインの計画。ガラスの重量に耐えるよう薄く丈夫な構造とすると共に、棚板に温度変化が生じないように1.6mmの鉄板に2mmの無垢板を巻き断熱材の代わりとしデザインとして昇華させた。また、棚受けは無垢の鉄の塊から製作し棚板をしっかり支える安心感を得られるものとしている。
    Photo / Makoto Matsubara
    Make / Riton
  • Horizon Table

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    木のローテーブルの計画。クライアントからは華奢な印象のテーブルを求められたので、木と鉄板のハイブリッド構造で木でありながらも薄いものを実現した。厚さは約6mm。
    Photo / Makoto Matsubara
    Make / Riton